美容師の手荒れの原因はトリートメントだった!
こんにちは、ヘアサロン tweed tokyoです。
ご覧くださり、ありがとうございます。
今回、お伝えする内容は美容師の手荒れについてです。
美容師以外には関係のない内容と思っていませんか?
女性の抜け毛、薄毛、白髪やダメージヘアの原因と手荒れは同じ皮膚なので大きく関わっています。
手荒れの原因を理解することでご自身のヘアケアやスキンケアに対する知識も深まりますので、ぜひ読んでくださいませ。
美容師の手荒れの原因は?
ここでは一般的に言われている
美容師の手荒れの原因のトップ3をお伝えします。
①シャンプー
手荒れの原因で一番に言われているのはシャンプーです。
通常のシャンプー以外にもカラー後のシャンプーであったり
1日に何回も洗うので手の油分がなくなってしまい乾燥の原因に。
解決策としてはシャンプーの時にゴム手袋をしたり
こまめにハンドクリームなどで保湿をします。
②薬剤
薬剤は主に
・カラー剤
・パーマ液
・ストレート剤
があります。
美容師の仕事は髪の結合を切ったり、くっ付けたりと再構築の美です。
髪の構造を薬剤で壊して綺麗にする。
ビルド&クラッシュをしてお客さまの髪を綺麗にしていくんですね。
お客さまの髪もダメージしますが、美容師の手もダメージします。
お湯
お湯の温度でも手が荒れてしまいます。
お湯は手や皮膚の皮脂を奪ってしまうので肌のバリア機能が低下して手荒れを起こします。
一般的には36度〜38度のぬるま湯が肌に良いと言われています。
ただ通常のサロンではお客様に対しては40度前後のお湯で洗髪をしていることが多いのでお湯の手荒れも多く起こっています。
頭皮に対してもは42度以上は常在菌が死んでしまうので皮膚トラブルの原因になりますので気をつけてくださいね。
ここでは主に
・シャンプー
・薬剤
・お湯
この3つが手荒れの原因をお伝えしました。
一番の手荒れの原因はのちほど。
人気トリートメントシステムの弊害
多くの美容室では有名なメーカーのトリートメントシステムの導入しています。
美容室の花形はいわゆるトリートメントで、どの有名メーカーを導入しているかでサロンの人気が変わると言っても過言ではありません。
ちなみにtweed tokyo ではシステムトリートメントは一切、導入をしておりませんが、ご来店くださるお客様の髪は綺麗になっています。
しかし、以前は色々なメーカーのトリートメントなどを導入・検証をたくさんしていました。
以前、勤めていた会社で人気のトリートメントシステムを導入していて日本で一番有名なトリートメントシステムを導入していました。
導入理由は多くの有名美容室や芸能人も多く使っていて一番人気があり信用できるメーカーだったからです(その会社は日本を代表する有名企業です)
ただそのトリートメントシステムを導入してから色々と問題が起きてきました。
トリートメントシステムとは、ご自宅で使用するシャンプー、トリートメント、美容室でのサロントリートメントの総称ですのでご理解くださいね!
アシスタントの手荒れがどんどん加速しはじめた
実は日本で一番人気のトリートメントシステムへ変更した頃から店のアシスタントがフロアで手を掻きむしる場面を多く見るようになりました。
どうやらその頃から手荒れが徐々にはじまっていたんですね。
手はカサカサして芋虫のような状態になり、
無意識のうちに掻きむしるので血が出て皮膚は裂ける。
手には絆創膏やテープで出血を止めない仕事ができない状態になりました。
女性の方が男性よりも皮膚が薄いため女の子の手はかわいそうなことに、、、
そこで原因を徹底的に探ることにしました。
しかし
・シャンプー
・薬剤
・お湯
手荒れの原因のこの3つは、以前と何も変わっていませんでした。
サロンで使うシャワーヘッドのお湯をマイクロバブルの出る高性能の水に変えましたが変化はなし。
そんな時に取引をしていた美容のディーラーさんが美容師の手荒れに相談に乗ってくれる詳しい人がいるとのことで紹介をして頂きました。
化粧品会社社長との出会い
その時に紹介をして頂いたのが有名な化粧品会社の社長さんでした。
ここから美容業界の常識を覆すような話が次々にされていきました。
その中で言われた衝撃的な言葉があります。
美容業界はこの20年、何も変わっていない。
化粧品やエステなどの肌科学の世界はどんどん先に進んで色々なことが変わっているのに美容業界は何の変化もしていない。
これは何が言いたいかと言うと
髪の毛は死んだ細胞です(死滅細胞と言われています)
その死んでいる細胞に対して
美容師、お客様は髪が生き返る、良くなる。
本気でそう思っていたのです。
これはミイラに栄養を与え続けてもミイラはミイラ、生き返りませんよね。
死んだ髪(ミイラ)に対してずーーーっと、私たちはアプローチをしていたのです。
理由はひと言で言ってしまうとトリートメントという女性がキャッチーに食いつく商品によって、美容師、トリートメントを作るメーカー、トリートメントを売る店(ドラックストアetc..)、トリートメントを卸すディーラー全てが儲かる仕組みだったのです。
結局、損をするのはお客様だけ。
の世界でした。
肌科学を真剣に学びはじめる
もちろん最初から私たちもその化粧品会社社長の言うことを全て信用していたわけではありません。
なぜなら今までの美容業界の常識を全て否定されてしまったわけです。
私たちは美容師もお客様の髪や頭皮のことを考えて真剣に良いトリートメントはないか?
もっと髪を良くできるトリートメントはないか?
お客様のためを想い、髪に対してベストなことを試してトリートメントを検証、導入をしていたからです。
全てを否定され何が真実なんだろうとかなり悩みました。
そして真実を確かめるには、髪と頭皮のことを理解するために肌科学を勉強することが正解だと判断しました。
自分たちの目で確かめる。
tweed tokyoではスタッフが美容薬学検定1級や化粧品検定1級などなど肌科学のスペシャリストとしての免許もも持っています。
そして肌科学を勉強すればするほど、ヘアケアやスキンケアの常識が変わっていきました。
私たちのトリートメントに対する常識は変わりました。
本当の手荒れの原因はトリートメントだった
肌科学を勉強していく中でわかったこと、それはトリートメントで肌はかなりのダメージを受けるということでした。
衝撃的な事実でしたが、きっと化学者なら誰もが知っている当たり前の事実でした。
現在のトリートメントの成分の中にカチオン界面活性剤というコーティング成分が99%、ほとんどの商品で使われています。
この界面活性剤はもともとは消毒薬や除菌シートなど殺菌作用が高いことから消毒に対して多く使われている成分です。
カチオン界面活性剤の2次的な作用として、繊維や髪への化学的なコーティング作用が強いため、柔軟剤やトリートメントにも多く使用されています。
実はこのトリートメントに含まれる陽イオン(カチオン)界面活性剤こそが美容師の手荒れの原因でした。
髪へのしっとり、サラサラなど吸着作用が強ければ強いほど、このカチオン界面活性剤が大量に配合されていて髪の質感を向上していました。
世の中で人気のトリートメントシステムもこのカチオン界面活性剤が多く使われていたため、髪への質感が驚くほど良いのが理由だと思っています。
カチオン界面活性剤の量が多ければ多いほど、肌への消毒作用が強く働くために、知らず知らずのうちに肌がダメージを受けていたんですね。
界面活性剤とはとうまく付き合っていくことが大切です。
tweed tokyo ではお客様にサロンケアやご自宅でのヘアケアを通して、カチオン界面活性剤とは上手に付き合っていくご提案をさせて頂いています。
実際に界面活性剤はシャンプーやトリートメントもそうですが、カラー剤、白髪染め、パーマ液など質感の向上のために様々な場面で使用がされているので、全て避けるのは不可能だと思っています。
この記事では界面活性剤だけが悪者になっていますが、実際には防腐剤や様々なアレルギー物質や香料などいろいろと問題はあります。
当店ではそれらの成分や物質を定期的にリセットをして、上手に付き合っていこうとうスタンスで髪質や頭皮の改善につとめています。
それが Re:setケア+というまったく新しいケアシステムでご提案をさせて頂いています。
肌はお化粧をしたら、しっかりとクレンジングをしてスキンケアをする。
この繰り返しです。
しかし現代のヘアケアはコーティングや汚れなど有害なものが髪に残り、厚化粧がずっと続いてしましい、更に害が起きてしまっています。厚化粧がずっと続いてしまっている状態だからです。
ぜひ、当店のRe:setケア+で本当の髪と頭皮の健康美をご体験ください。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
何を最後にお伝えしたいかと言うと、
トリートメントでお客様の頭皮もダメージを受けてしまっています。
その結果、近年では女性の抜け毛、薄毛、白髪、ダメージ毛が加速しています。
髪への余計なコーティングは行わずにしっかりと取り除く
そして必要な栄養だけを補充する。
すると肌の自然治癒力は発揮されまた頑張ることができる環境へとなっていきます。
女性は自らの手でトリートメントをして頭皮が頑張れない環境を勝手んに作ってしまっていたんですね。
髪や頭皮の綺麗を取り戻すRe:setケア+でお悩み解決のお手伝いができれば幸いです。
ご予約はこちら↓
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