秋のはじまりに“足す前に外す”。髪がパサつく理由とリセットケアのすす

こんにちは、自由が丘の美容室、tweed tokyo(ツイードトウキョウ)です。
自由が丘駅、徒歩7分、奥沢駅、徒歩3分のプライベートサロンです。
数あるヘアサロンの中から当店のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
美しい髪は、足すことよりも、まず取り除く。引き算の美容法のリセットケアでお客様の髪と頭皮の健康のお手伝いをしています。
ご予約はこちらからお願いします。
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少しずつ暑さが落ち着き、季節は秋へ。実はこの時期、夏の負担の「ツケ」が一気に表に出やすく、パサつき・ダメージ・ボリューム低下・におい・抜け毛などの悩みが増えるタイミングです。7〜8月の紫外線・汗・皮脂の酸化・湿気の蓄積が、ちょうど9月ごろに現れてくる――そんなイメージに近いかもしれません。
初めてご来店のお客様のお話を伺うと、ヘアオイルやトリートメントなど「足す」ケアに偏っているケースが少なくありません。もちろん当店でも、髪に潤いを与えるオイルやクリームは常時7種類以上ご用意があり、正しく使えば心強い味方です。ただし、土台が整っていない状態での“重ね塗り”は逆効果になることも。
「コーティングを重ねる=解決」ではない理由
ネイルをずっと厚くコーティングし続けると、自爪が弱ることがありますよね。髪でも同じ現象が起き得ます。強い皮膜を重ね続けると、かえってダメージの進行や質感の悪化を招くことがあります。しかも爪は生え替わりが早くリセットしやすいですが、髪は死滅細胞であり、短くても約1年、長いと3〜4年付き合うパートナー。だからこそ「塗って隠す」より、本来の状態を取り戻す段取りが重要です。
夏〜初秋の髪と頭皮で起きていること
- 汗・皮脂の酸化で頭皮コンディションが低下しやすい
- 毛髪表面に酸化脂質などの“膜”が付き、ゴワつき・きしみ・においの原因に
- 紫外線や湿気が重なると、うねりや広がりが出やすくなる
- 頭皮は代謝が盛んで毛髪と隣接。毛細管現象のように汗・皮脂の影響が毛先まで波及しやすい
この状態でさらに強い被膜(ヘアオイルや重ためトリートメント)を重ねると、短期的な手触りは良くても、中長期では悩みが深くなることがあります。
ヘアケアをスキンケアの順番に置き換える:リセット → 整える → 薄く足す
髪と肌の土台の構成はタンパク質からできていてケアも同じです。
- まずはやさしく落とす(クレンジング&洗顔)
メイクや日焼け止めを落とさずに美容液を重ねないのと同じで、髪もまず余分な皮膜・汗・皮脂汚れをやさしくオフ(=リセット)。 - 整える(化粧水 → 乳液・美容液で土台づくり)
肌に水分を入れてから必要なケアを重ねるように、髪も“素の状態”に戻してから、軽い保湿とコンディションを整える。 - 必要な分だけ薄く足す(仕上げのクリームやオイル)
スキンケアの最後に薄くフタをする感覚で、髪もオイルやクリームは“ひと刷毛だけ”。足しすぎず、軽さをキープ。
こんな症状が増えていたらサイン
- パサつき・広がり・まとまらない
- 絡まりやすい、手触りが急に変わった
- カラーの褪色が早い、ツヤが出ない
- 頭皮のにおい・ベタつき・かゆみ
ひとつでも心当たりがあれば、「足す前に外す」へ。まずは不要なものをやさしく外し、素材をニュートラルに戻すだけでも、日々のスタイリングは大きく変わります。
tweed tokyoのリセットケアとホームケア
当店のリセットケアは、髪と頭皮の付着物や酸化膜などをオフし、“頑張れる頭皮・しなやかな髪”へ。仕上がりの軽さと持続感を大切にしています。ご自宅では、当店のホームケアに沿って、落とす → 整える → 薄く足すの順番を徹底するだけで、季節変わりのダメージを最小限に抑えられます。
まずは基本に戻って、秋のケアをアップデートしてみませんか?
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