【美の最短距離】なぜ「足すケア」をやめると、本来の美しさが蘇るのか
こんにちは、自由が丘の美容室、tweed tokyo(ツイードトウキョウ)です。
自由が丘駅、徒歩7分、奥沢駅、徒歩3分のプライベートサロンです。
数あるヘアサロンの中から当店のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
美しい髪は、足すことよりも、まず取り除く。引き算の美容法のリセットケアでお客様の髪と頭皮の健康のお手伝いをしています。
ご予約はこちらからお願いします。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000603488/
今日お話ししたいのは、美容の技術や商品のことではありません。
もっと根っこにある、美しさの「視点」についてです。
「いろいろなサロンに行ったけれど、髪質が変わらない」
「何が自分に合っているのか、結局わからない」
もしあなたがそう感じているなら、それはあなたのせいではありません。
美容業界の構造上、仕方のないことなのです。
今日は少し視座を上げて、美容の迷路から抜け出すためのヒントをお伝えします。
■ なぜ、プロである美容師さえ迷ってしまうのか
現在、日本には26万件以上の美容室があります。
SNSを開けば流行のヘアケアが無数に溢れ、「これが正解」という情報が飛び交っています。
しかし、この世界の情報の多くはマーケティングによって動いています。
- 本当にいいものが売れるのではなく、
- “売れるように設計されたもの”が売れる。
実は、私たち美容師の多くもメーカーの教育を土台にしているため、「本質的に何が正しいか」よりも「今、流行っているもの」に判断が揺れてしまうことがあります。
お客様も迷っている。
美容師も迷っている。
このギャップが、あなたの美しさへの「遠回り」を生んでしまっているのです。
■ 髪と頭皮の決定的な「矛盾」
ここで一つ、残酷とも言える事実をお伝えしなければなりません。
美容における迷路化の根本原因は、たった一行の事実に集約されます。
髪は「死んだ細胞」。
頭皮は「生きている細胞」。
そもそも、この2つは仕組みがまったく違うのです。
ここに美容の矛盾があります。
髪をツヤツヤに見せようとする成分(コーティング剤など)の多くは、生きている頭皮にとっては「異物」であり、負担になります。
つまり、髪の手触りを求めれば求めるほど、
長期的には薄毛や白髪のリスクを高める可能性があるということ。
このトレードオフ(あちらを立てればこちらが立たず)を理解していないと、
「悩んでケアする → 頭皮が疲れる → また悩む」
という無限ループから抜け出せなくなってしまいます。
■ 多くの女性がハマる「足す美容」という罠
私たちはつい、悩みを解決するために「何かを足そう」とします。
- 高濃度のトリートメント
- 流行のヘアオイル
- 香りの良いバーム
- ヘアミストやクリーム……
これらはすべて「足す美容」です。
足す美容は即効性があり、変化がわかりやすいため、満足感を得やすいのが特徴です。だからこそ広まります。
しかし、30代、40代、50代と年齢を重ねた髪と頭皮に必要なのは、本当にこれらを塗り重ねることでしょうか?
■ 美しさを守る「引き算」の視点
私たち tweed tokyo が重視しているのは、真逆のアプローチです。
それは、「引き算」の美容。
一見地味に見えるかもしれません。
しかし、余計なものを外し、頭皮の呼吸を整え、必要なものだけを薄く足す。
このプロセスこそが、本来の美しさを引き出す最短距離だと私たちは考えています。
「何をするか」より先に、「何を信じるか」。
視点が変われば、選ぶシャンプーも、サロンでのオーダーも、すべてが変わります。
派手なケアや高価なアイテムを足し続けるのではなく、まずは「やめてみる」「整える」ことから始めてみませんか?
■ 最後に
このブログが、あなたの美容人生に小さな“余白”をつくるきっかけになれば嬉しいです。
足すより、まず整える。
その静かな視点の転換が、あなたのこれからの髪を守ります。
「もう迷いたくない」
そう思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの美しさは、もっとシンプルに育てられます。







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